さんさん日記
5.132021
【さとちゃんレシピ98】岩手の郷土料理♪ひっつみ汁
お団子って便利~♪
こんばんは、旧食事班です。
今回のレシピは、岩手の郷土料理「ひっつみ汁」です。お客さまの実家が岩手だったので、同郷のさとちゃんが作ってくれました~(^^)
優しいふるさとの味で心も体もじんわりほんわかあたためてくれる一品です♪
「ひっつみ」とは、小麦粉を練って作ったお団子のことで「手で引きちぎる」ことを方言で「ひっつむ」と言うことから名づけられたそうです☆
「ひっつみ汁」は、季節の様々な野菜やだし汁と一緒にひっつみを煮込んだお料理で、地方によって色んな呼び名があるそうです。
北海道の方だと「すいとん」が聞いたことがあるかもしれませんね(^^)
ひっつみは、うどん代わりにお鍋の具として使ったり、おやつとして使うこともできる便利なお団子♪
入れることでボリューム感も出て、おなかいっぱい☆
のど越しなめらかでお子さんでも大人でも食べやすくて美味しいので、是非作ってみてくださいね♪
ひっつみ汁
小麦粉をこねて薄く伸ばしたものを手でちぎった「ひっつみ」を、季節の野菜と一緒に出汁で煮込むお汁です。
岩手県のご家庭では鶏肉や豚肉、海の幸などお好みの材料を入れるそうですよ(^^)お肉や海産物から出汁が出て美味しいです☆
ひっつみの生地は下茹でして冷凍できるので、うどんの代わりにキムチ鍋やカレー鍋の具に使えますし、あずきやきなこをまぶして黒蜜をかけると美味しいおやつにもなりますよ~(^^)♪
材料(作りやすい分量)
- 人参 1/2本
- 大根 5センチ
- ごぼう 1/2本
- まいたけ 1株
- 三つ葉かネギ お好み
- 豚こま 200g
- 水 800cc
- 麺つゆ 50cc
<ひっつみ>
- 薄力粉 100g
- 水 50cc
まずは、薄力粉を練って、ひっつみの生地を作っておきましょう。
ボウルに薄力粉を入れて、水を少しずつ加え、耳たぶ位の柔らかさになるまでこねます。
こねたものをラップで包み、夏場なら1時間、冬場なら2時間寝かせます。
生地を寝かせている間に、お汁のほうを作りましょう。
大根はイチョウ切り、人参は半月切り、ごぼうはささがき、舞茸は食べやすい大きいに割いて、豚こまは食べやすい大きさに切ります。
ごぼうはささがきしたら水に晒してあく抜きしておきましょう。
鍋に水を入れて、沸いたら切った野菜と肉を入れ、5分ほど煮ます。大根や人参に火が通ったら、めんつゆを入れて、味見をしてみましょう。
味が足りない時は少しめんつゆを足して調整します。これで、お汁は完成!
次は、寝かせた生地でひっつみを作りますよ☆
別の鍋にお湯を沸かし、薄く伸ばした生地をちぎりながら、お湯の中に落としていきます。
生地が浮き上がってきたら…
ザルにあげて軽く水洗いします。
下茹でしたひっつみを作って置いたお汁に入れて、ひと煮立ちしたら出来上がり♪
仕上げに火を止めて三つ葉を入れます。完成(^^)/
おにぎりや茶わん蒸し、付け合わせを添えたら、ひっつみ汁の定食が出来上がり~♪
ランチメニューにもぴったりです(^^)v
ひっつみ汁を上手に仕上げるポイント
野菜や肉の大きさを揃えましょう!
大きさを揃えると食べやすいし、火の通りも均一になりますよ♪見た目もキレイです(^^)/