さんさん日記
6.12016
たーくんに会いに行って来ました♪
たーくん♪生後7日目です♪
今日は産まれたばかりのたーくんのお家にお邪魔した時のお話です。
でもその前に産後におきるからだの変化について書いてみます。
出産後、ママの身体は色々と変わります。
出産のときに頑張った身体は、筋肉痛や腰痛、傷の痛みなど・・。
筋肉痛や傷の痛みは「日にち薬」で、日が経つにつれて楽になっていきます。
他に、出産後徐々に辛くなっていくからだの変化があります。
それが「おっぱい」なのです。
赤ちゃんが生まれた後胎盤が出て、お産は終了するのですが、胎盤が出ると本格的に母乳が作られるようになります。
さらに、赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激で、母乳を出すためのホルモンが出るようになるのです。
出産してから2-3日ほどでおっぱいが張って来るようになるママが多いのですが、
スムーズに母乳が出て、赤ちゃんが飲みとれる状態になるまでは「おっぱいが張って辛い」ママが多いようです。
たーくんママから「おっぱいの張りが辛い上に、なかなかおっぱいを吸ってくれない・・」というメールを頂きました。
まだ生後7日目なので、たーくんのお家へ往診へ。
産まれてすぐの赤ちゃんを見るのが久々だったので、ちょっとスキップ♪
ママのおっぱいを見てみると張っているので、たーくんの舌が絡みにくい乳首になっていました。
痛みができるだけでないように少しずつマッサージすると、母乳の出方も良くなって、乳首も柔らかくなって来ました。
これなら、たーくんもおっぱいを吸いやすいかなぁと思ったのですが…たーくんぐっすりお休み(^^
で、残念ながら授乳シーンは見ることができませんでした(^_^;)
念のためニプルフォーマーをお貸しして、その日は帰宅。
ニプルフォーマーは陥没乳頭の方に、あかちゃんが吸いつきやすくするための器具なのですが、ほど良い圧迫が乳首にかかるため、おっぱいが張って吸いつきにくい乳首になっている方にも有効なのです(*^^)v
後日たーくんのママにLINEで様子伺い。
「おっぱいの張りは少しずつ落ち着いて来たけれど、たーくんがおっぱいに吸いついてくれないんです」
今度は授乳時間に合わせてお邪魔してみました。
ママのおっしゃる通り、おっぱいの張りはピークを越えて母乳の出も良くなっていました(^v^)
あとは、授乳の姿勢かなぁ?
授乳の様子をみせていただくとママに力が入っていて、たーくんにもそれが伝わって緊張しちゃうのかも?と考えました。
そこで、ママもたーくんも楽に授乳ができそうな姿勢を一緒に考えてみると・・。
たーくん、ちゃんとおっぱいを吸ってくれました!(^^)!
はじめて、目があいているたーくんのお顔も撮れました(*^^)v
その後ママからのお話では、ミルクを足しながらおっぱいも吸ってくれるようになったそうです。
少しずつ、2人の息もあって来たようですね!(^^)!
よかったよかった♪
おっぱいに対す考え方は諸説あり、対応も色々ありますが、大切なのはママと赤ちゃんが楽しく授乳できること。
姿勢やおっぱいのケアなど、ちょっとした工夫で身体も心も楽になる方法があるんですよ(^v^)
母乳育児相談ではおっぱいのケアをした後に授乳の様子も見る場合が多いので、時間を切らずゆったり目に設定しています。
来院頂く事が難しい方には、往診も行っていますので遠慮なくどうぞ(^^
おっぱいのこと、育児のことなど気になっている方は、お気軽にご相談下さいね(^_-)-☆